ヘアカラーを染めるとき美容院では、髪色についてトーンはどれくらいにするか聞かれる。でも、そもそもトーンって一体どの数字が何を示しているのか、数字が増えると明るいのか?暗いのかわからない。初めてのときに説明されたはずだけど細かいことは分からない。今回はそんな人や初めての人のために表や見本で分かりやすくしてみました。
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目次
ヘアカラーの髪色トーンとは?
これは、明るさのことを言います。ここまでは知っている方が多いですよね?実はヘアカタログなんかを見るとトーンごとにそれぞれに番号が記載されています。
これによって、どのトーンがどれくらいの明るさだという事が分かりやすくなっています。
では、5トーンと6トーンはどちらが明るいか分かりますか?
ヘアカラーの髪色5トーンと6トーンで明るいのは?
上記の二つで明るいのは6トーンになります。
簡単にいうと、
数字が小さいほど暗くなり、数字が大きくなるほど明るくなります。
では問題です。5トーン以下はどういったものでしょうか?(漠然すぎますね。)
5トーン以下
これはヘアカタログを見ていただけるとわかると思いますが、もう真っ黒です。黒く染める人以外はほとんど使われないものですね。
最近では黒髪(ダークカラー)の方も増えているので、使うかたも多いのかもしれません。
(ちなみに日本人の黒髪の平均トーンは4トーン~5トーンですから、一度染めた人が使う事が多いです。)
では6トーン以上はどういったものなのでしょうか?
6・7・8トーン
少し明るいかな位の色です。自毛が明るい人ならもともとこれくらいの人も多いです。学校やバイトなどの職場で髪色をこれくらいのトーンにしていても、あまり気づいてくれる人がいないレベルです。
「髪染めてる?」くらいの反応です。バイトの面接でもこれくらいなら大丈夫なレベルです。
9・10トーン
9トーンあたりから赤みが出てきます。このトーンになるとほとんどの人から「髪染めたでしょ?」と聞かれるレベルになります。室内のデスクでも分かるレベルです。けっこう明るいですよね。室内の照明でかなり見え方は違います。
このくらいだとバイトの面接で「もう少し黒くできる?」と聞かれるかもしれないようになります。もちろん業種によりますが。
11・12トーン
11トーンを超えると赤みがオレンジ気味になってきて、明らかに誰の目からも染めてるのが分かるようになります。バイトの面接だけでなくほとんどの会社では髪を黒くして来るように注意されるレベルです。
髪質にもよるけど、ブリーチなしでは12トーンが限界です。
13・14・15トーン
このあたりになると、黄色ぽくなってしまうので、ほとんどのバイトの面接では落とされると思います。職場でも、ほとんど禁止されていると思います。
でも、だれでも同じトーンなら同じ明るさになるのでしょうか?
髪質によって見え方は違う!!
髪の毛が細い人と太い人では?
髪の毛が細い人と太い人がいるように髪質は人それぞれです。髪の色を同じトーンにしたとしても、髪の毛が細い人の方が髪の毛が太い人よりも明らかに明るく見えます。
それは、なぜかというと、色が重なり合ってしまうから。サングラスのグラスを重ねると重ねた枚数が多くなるにつれて、視界が暗くなるのは容易に想像できると思います。
髪質がやわらかい人と固い人では?
また、髪質がやわらかい人と固い人でも、浸透しやすさが違うので、やわらかい髪質の人の方が明るくなります。
寒色系と暖色系でも見え方は違う
暖色系(赤、橙、黄)は赤色が入っています。明るく見えるのは赤色が抜けていくためなので、寒色系よりも暖色系のほうが、同じトーンであっても、暗く見えます。
最後に
いかかがだったでしょうか?これさえ知っていれば美容院でヘアカラーの注文をするときにいくらか自信を持ってできるのではないでしょうか?もちろん、あなたの髪質や職業などの特質もあるのでおススメはやはり美容師さんと相談することだと思います。そんな会話の内容は⇒⇒はじめての美容院でのヘアカラーの頼み方。色は当日美容師(プロ)と決めるのがベスト!!で紹介しています。
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