1、ニキビに乳液は使っていいの
ニキビの原因は思春期ニキビは皮脂の分泌にあり、大人ニキビは乾燥にあります。
そして、乳液の目的は肌の表面に薄い膜を作り、必要以上に水分が蒸発するのを防ぐことです。
そうなると大人ニキビには乳液が最適だと言えます。
では、オイリー肌となる思春期ニキビには使うとニキビが悪化するのでは?という声をよく聞きます。
しかし、洗顔後の化粧水が肌に染み込むのを補助するためにも思春期ニキビであっても乳液は不可欠ではないですが、必要だと言えます。
2、肌質、肌の状態にあった乳液を使う
肌の質や状態は個人個人で異なります。
友達におすすめの乳液を紹介されたからといって、「しみる」「ピリピリする」といった感覚がある場合は、その乳液が体質にあっていないので使用するのはやめるようにしてください。
乾燥肌や敏感肌の人には保湿効果の高い「高密度のヒト型セラミド」が配合された乳液がおすすめです。
セラミドとは天然保湿因子の一つで、高い保湿力を保ちながら、ニキビに悪影響を与えない優れた成分です。
またつけた時にサラッとしたものより、しっとりタイプの乳液の方が保湿効果が高く、ニキビ肌に効果的です。
3乳液の呼び名は様々
スキンケアの順番は「洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリーム」というのが一般的です。
ただ、最近ではオールインワン商品といって、このプロセス全てが1本のアイテムで完結してしまうような便利な商品もあり、必ずしもこの手順が王道ではなくなってきています。
特に乳液の立ち位置は微妙になってきていて、モイスチャー、モイスチャーゲルクリーム、ジェル乳液、ジェルクリーム、保護美容液など、「乳液」という言葉にとらわれない商品もたくさんあります。
こうなってくると自分が「乳液を使っているのか?使っていないのか?」もよく分からない場合もあるかもしれません。
どんな呼び方にせよ、洗顔の後、化粧水で肌を整えた後は乳液、または乳液の役目をするもので保湿をする、というプロセスは不動だということは覚えておいた方がいいでしょう。
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