禁酒をすると肝臓の機能は回復するといいます。しかしどれくらい禁酒ををすればいいのか効果が出る期間がどれくらいの日数かかるのか知らないと禁酒なんてとてもやる気が出るものじゃないていうかやりたくない。そこで私が試しにどれくらいで効果が出るのか実体験したことを書きました。
禁酒の効果が出るのはいつごろか?
禁酒を考えている方は毎日のように飲酒をしている方だと思います。そんな方だと禁酒をして3日目には体調に変化が表れてくるのに気づくと思います。遅くても一週間後には何らかの変化が現れることに気づくでしょう。運動を全然しない人、運動してもそのあとにお酒をガンガン飲むような人は、ポッチャリ体形になっているんじゃないでしょうか。
そうそれが忌々しい内臓脂肪もとい脂肪肝というものです。健康診断ではメタボとは診断されていなくても、自分でぎりぎりだと思っている方、思い切って飲酒の量を減らしてみてはいかがですか。
実は禁酒には身体に結構なメリットがあるので1週間くらい禁酒をやってみてはどうですか。
具体的な変化
さぁ、3日~7日の間、肝臓を休憩(休肝日)させているといるとこんな感覚があります。私の場合は、まず胃腸(ないぞうぜん)が快調に動いている気がするようになりました。なんせお腹が緩くなくなっていったのですから(汚い話ですいません><)。
そして、睡眠不足がなくなった。というか、睡眠時間は変わらないですが、睡眠が深いというか次の日の朝に疲れが残りにくくなりました。さらにおそらく肝臓が無駄なアルコールの分解に使っていた解毒作用によって、血色が目に見えてよくなり、肌の張りまでよくなりました。
でも、10日もすると自分の状態が禁酒前とどう違うかはっきりいってよくわからなくなります。この状態が普通というのに身体が慣れてしまうのでしょう。さらに、1週間を超えたあたりから、酒が飲みたくて飲みたくて仕方がなくなる禁断症状が出始めました。
これは、なかなかに強い精神攻撃になるので、1つの山場だと思います。これは無理に我慢するとストレスで違う病気になるかもしれないので、一気にやめるようなことはやめた方がいいと思います。
会社勤めの方が禁酒するのであれば、とりあえず1週間ほど継続してまた飲んで、また休むという、いわゆる休肝日感覚でやるのが体調的にも精神的にも人間関係的にもベターなのではないでしょうか。(ベストはわからないですが)そして、禁酒をして普通に生活していれば1カ月で肝臓に着いた脂肪が15%も減少した事例もあるのでやってみる価値はあるはずです。
そもそも脂肪肝とは何でしょうか?
脂肪肝とは、食べ過ぎや飲みすぎによって肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった肝臓の肥満症とも言える状態です。特にアルコールを継続している状態でなったものをアルコール性脂肪肝っていうみたいです。(まんまやんw)
おいしいおいしいフォアグラがガチョウを脂肪肝にしたその肝臓だというのは有名な話ですが、それくらい油たっぷりのおいしい状態だということです。まぁ、私は食べたことないですが・・・。(本当においしいのか?うん、いつか食う。)
そして、具体的には、健康な人でも肝臓には3~5パーセントは肝臓に脂肪がついているので、その5パーセントを超える脂肪がついた肝臓を脂肪肝といいます。
脂肪肝から誘発される病気
みなさんも知っているかもしれませんが、肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まると、動脈硬化や生活習慣病の原因にもなりかなり危険です。さらには、アルコール性肝炎にまで発展します。アルコール性肝炎は脂肪肝が長期間続くことによって肝臓に炎症ができるものをいいます。
それが発展するとついには、アルコール性肝硬変なんかも引き起こしてしまいます。肝硬変とは言わずと知れた、肝臓が小さくて硬い石のようになり、正常な機能をしなくなる怖い病気です。
動脈硬化
生活習慣病
アルコール性肝炎
アルコール性肝硬変
飲酒することで脳の萎縮による記憶障害やろれつが回らなくなったりすることを鑑みると、飲酒はいろいろな病気の原因となって怖いものだと再認識させられますね。
そんな認識させられた私は、現在体調のために禁酒を実施中です。最近ではお酒に急激に弱くなってきている実感があります。いや「飲んでんじゃん」って1カ月に1回あるかないかですから、周りがテンション高くなってるのに、自分だけノンアルだと空気とか精神力と限界で飲んじゃうときありますから。
そのくらい気を抜いた禁酒が一番続くと思ってます。これを禁酒というのなら・・・。(ごめんなさい)具体的に脂肪肝の症状についてはこちら(現在準備中)
最後に
これはあくまで私の体感ですが、3~7日で禁酒の効果が表れます。それはもう肝臓の機能が復活していってるのが、寝起きやけだるさがないなんかでばっちりと。まぁ継続していかないと、脂肪肝は治らないと思いますが、忙しい現代人がそんなに禁酒ってできませんから控えめにするようがんんばりましょうね。
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