ちょっと待って?トイレ掃除に重曹とクエン酸はダメです絶対!

雑学

トイレを掃除するとき重曹を使った方法とクエン酸を使った方法があったはず。そう思ってイザ掃除をしようとしたけど、肝心の重曹とクエン酸の具体的な使い方がわからない。実は使い方を誤るととっても危険なことになってしまうので間違っても使っちゃだめですよ。

トイレ掃除の重曹とクエン酸の使い方

まず、トイレ掃除の重曹とクエン酸の使い方を紹介します。

重曹の使い方 ぬるま湯に溶かす

重曹は水に溶かすことによって汚れを落とす作用が強くなります。

簡単に使うためには、100均に売っているスプレーボトルに入れて使うのがいいですよ。

40度位のぬるま湯に重曹を溶かすだけですぐに使いやすいスプレーが作れます。

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割合はぬるま湯200ミリリットルに対して重曹大さじ1ほどとかなりおおざっぱでも大丈夫です。

ぬるま湯:重曹=200ml:大さじ1ほど

クエン酸の使い方

こっちも重曹と同じように水に溶かします。

重曹と違うところは、クエン酸は水に溶けやすいので、わざわざぬるま湯を用意しなくてもいいということです。

水200ミリリットルに対してクエン酸小さじ1杯くらいを溶かしてください。

水:クエン酸=200ml:小さじ1

重曹とクエン酸を混ぜる

重曹をクエン酸を混ぜることによって泡が発生します。

この泡が出てる状態のときには黒墨や油汚れを落とす効果が発生します。クエン酸の粉末に重曹の粉末を上からかけると反応が起こります。

使い方を間違うと危険

クエン酸と重曹は、酸性とアルカリ性の性質を持っています。アルカリ性はあまり問題はないのですが、酸性だと少し問題です。

それは、トイレの器具が酸性のクエン酸によって溶かされてしまうからです。

一番ダメージを受けるのはトイレのタンク内の部品です。

トイレのタンクの掃除をするときにはクエン酸だけでなく、酸性の洗剤を使うのも危険です。

トイレ掃除で重曹が使える場所・クエン酸が使える場所

トイレ掃除で重曹が使えない場所はありません。でも、万能なためクエン酸よりも効果が劣る部分も存在します。反対にクエン酸は効果が強すぎて使えない場所があります。

クエン酸が使えるのは

クエン酸が使えるのは、黄ばみや水垢といったとり辛い汚れがある場所に対してです。クエン酸の酸によって溶かして綺麗にすることができます。

クエン酸でも取れない汚れには

クエン酸を使っても取れないような頑固な汚れ、例えば便器の内側にある黒ずんだ汚れを落とすには、上で紹介したクエン酸と重曹を振りかけて混ぜる方法が効果的です。

どうしても汚れが落ちない時はいらなくなった歯ブラシごしごししてください。それでもだめな時は、サランラップに重曹を粉末のままつけて擦ってもらうと汚れを削れるので汚いですがやってみて下さい。

頑固な茶渋の取り方。重曹はラップを使ってますか?で詳しいサランラップの使い方を説明しています。

各部位の掃除の概略

水の元栓閉めて行ってくださいね。

タンクの中の掃除

タンクの中の掃除は取り外せるものは外して掃除してください。タンクの中は磨くのが大変ですから、重曹を1カップ分だいたい120グラムをタンクの中の水に溶かして6時間放置していれば、ほとんどの汚れが浮かびあがります。

前日の夜に設置していると当日の掃除が楽になります。(上で述べたようにクエン酸を使うとタンク内の器具が痛むので使わないようにしましょう。)

便器の蓋、タンクの外側

この部分はまず、重曹水で拭いたあとにクエン酸水で拭くと綺麗になります。

便器の内側

便器の内側の汚れはなかなか落ちないので重曹水を掛けてから3分ほどまってから磨いてください。

そのあとクエン酸水で磨いてダメなら、サランラップに重曹の粉をつけて汚れを擦ると汚れを落とすことができます

頑固な茶渋の取り方。重曹はラップを使ってますか?で詳しいサランラップの使い方を説明しています。

壁・床

実は壁と床も上で紹介したのと同じように、重曹水で磨いて、クエン酸水で磨いての方法になります。

でも、汚れが落ちないからと言って、サランラップを使う方法を使うと傷がついてしまうのでやめた方がいいです。

残った匂い

芳香剤を置くのが一番ですが、実は重曹には匂い吸収する効果があるので重曹をトイレに置くことで、トイレの匂いを緩和することができます。

実は重曹よりもセスキ炭酸ソーダ

重曹の純度を上げたセスキ炭酸ソーダというものがあります。これがあればクエン酸を使わなくても汚れがすべて落ちるかもしれません。重曹よりもセスキ炭酸ソーダを使うのをおすすめします。

まとめ

重曹よりもクエン酸の方が効果が強いので、ついつい全部に使いたくなってしまいますが、クエン酸は強力ゆえに器具を傷めてしまいます。扱い方に注意して使いましょうね。


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