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【実話】怖い話・怪談(短い)『列車事故』

2017/08/30

【実話】怖い話・怪談(短い)『列車事故』

うちの家は結構見晴らしがよくて、窓から田んぼや踏切、高速道路とまぁ結構な田舎です。そんな家より田舎にある祖父の家に行った帰り道のことです。

 

父は運転しているときには最低限のことしかしゃべらなくなる人で車の中であまりみんなに話しかけるような人ではなかった。

 

私が後部座席で眠っていると突然父が大声をあげました。

 

「何やってんだあれ!!」

 

私は突然の大声に起きて周りを見てみましたが何も危ないようなことはないように感じました。しかし、母だけはわかっていたようで。

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「なに?自殺!?」

 

どうやら電車に人が飛び込んでいるのが見えたようです。

 

実際私がよく見てみると線路上に人影のようなものが見えましたが、そのすぐ後に通過した貨物列車もブレーキを掛けることもなく通過したので、見間違いだろうとういうことになりました。

 

内の家の居間にはレースのかかった大きな窓があってそこから庭の様子が見えるのですが、そこから問題となった線路も見ようと思えば見えるのです。

 

次の日、私たちは居間でテレビを見ていたのですが、どうも私以外家族はテレビに反応していなかったので様子を見てみるとみんな窓の方をじっと眺めていました。

 

おかしいと思いつつ窓の方を見てみると、レースの向こう側に人影のようなものが見えました。庭に誰か入ってきてるので警戒しているのかと思えば、みんな顔面蒼白となってただ、指を指すだけでした。

 

私もレースの隙間から窓の外をよく見てみると、全身血まみれで両腕と両足が変な方に曲がっている男の人庭を歩き回っているのが見えました。しかも、なぜか昨日見た人影の人だというのがわかりました。

 

私はとっさに窓に近づきすぐにカーテンをしめました。しかし外から歩く音はしばらく続きました。

 

やっと、音が止んだときに気を紛らわせるためにテレビを見ようとしたのですが、テレビ画面にうっすらと無気力な顔で見つめる男の顔があって家族みんなでその部屋から出ていきました。

 

後から聞いた話ですが、私たちが祖父の家に行っている間に、窓から見える線路のところで飛び込み自殺があったそうで、家のすぐ近くまで血が点でいたそうです。

 

もしかすると自分の身体の一部を探して歩き回っていたのかもしれません。

⇒次の話:【実話】怖い話・怪談(短い)『台湾の心霊スポット』

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