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【実話】本当にあった怖い話(長い・短い)『新支社』

2017/08/30

【実話】本当にあった怖い話(長い・短い)『新支社』

これは、警備会社に勤める知り合いから聞いた話です。

 

知り合いの勤める警備会社は、支社を移転することになり、新たな場所に移転することになりました。

 

知り合いは営業担当で直接警備活動をすることはないので、普通のサラリーマンのような業務を担当していました。

 

新支社になって1週間ほどして、警備担当の人たちがみんな新支社は何かが完全におかしいというようになりました。それも一人二人ではなく、ほとんどの人が言っているのです。

 

警備会社という性格上、夜も連絡が取れるように夜勤として新支社でもいつでも連絡が取れるように待機している社員がいました。

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それは専ら警備担当の人たちが行っていました。

 

知り合いの同僚は自分の身に起こった怪奇現象を語り始めました。

 

「夜俺が警備していると、ビタンビタンビタンと平らなプラスチックのようなもので机を叩く音が響き渡ったんだ。もちろんその部屋には自分しかいないその音がずっと響き渡る中、今度はペタンペタンと誰かが裸足で歩き回る音がし始めたんだ。俺が恐ろしくて動けないでいると、俺の耳に囁くような女の声で『・・・でしょ。・・・がいいよ。・・・なの。』と聞こえてきたんだ。それが夜勤中ずっと俺は恐ろしすぎてもう夜勤は絶対したくない。」

 

それを、知り合いはあまり自分に関係がないと考え、きっとウトウトして夢でもみたんだろと軽く考えたようです。

 

それから3日後、会社に出社すると部屋の机の上にあったものが床にぶちまけられており、机の上にはガラスの破片が降り注いだ後のように散乱して、壁の隅の方で警備用の特殊エアーガンを手にギュッと持って蹲っている警備担当の人がいました。

 

知り合いは、物取りではないなと思いながら、その警備担当の人に理由を尋ねました。

 

すると彼は話しだしました。

 

「怖くてエアーガンをその辺に打ち込みました。」

 

机の上のガラスは天井にあった蛍光灯が割れて机の上に散らばっていたのでした。

 

「馬鹿野郎!!怖くてもこんな室内で簡単に打つんじゃない」

 

知り合いは呆れて、彼を叱責しました。

 

しかし、彼は言い訳とばかりに恐怖体験を語りだしました。

 

「はじめは何もなかったんです。するとビタンビタンと机を何かで叩くような音が響き始めました。こわいなぁ程度だったんですが、次にペタンペタンと裸足で誰かが俺の周りを歩いているんです。そうしたら突然耳横で女の人の声が聞こえてきて、机の上のものがひとりでに動き出したんです。もう怖くて怖くて訳も分からないまま、エアーガンを連射してしまったんです。」

 

知り合いはそんなことで大人が情けないと思ったそうです。

 

3ヶ月後のある日、営業部の知り合いに部長から「今日は警備部員が手違いでみんなで払ったから君が電話番をして下さい。」と言われた。

 

知り合いは、「なんで営業の俺がしないといけないのか。」と尋ねえたが、「しかたないだろう、電話取るだけなんだからやれ」と有無も言わさず言われたそうです。

 

その日の夜、知り合いは夜になっても何も起きないのでやっぱり嘘かと思いながら、隣の部屋の仮眠室で少し寝ようと隣の部屋へ行った。

 

知り合いが隣の部屋に入ると、元居た部屋からビタンビタンと机をプラスチックで叩くような音が聞こえてきた。嘘だろ!!と思っていると次にペタンペタンと裸足で誰かが歩いている音が響き渡った。

 

意を決して知り合いは電気をつけるとやはりそこには何もなかった。

 

しかし、依然としてビタンビタン、ペタンペタンと音は響いてきて、その音がだんだん強くベタンベタンバンバンバンドンドンドンと大きくなっていった。

 

ヤバい、このままだと絶対にヤバい。

 

知り合いはこの新支社から脱出することを決意しました。しかし、夜の連絡を受ける仕事をないがしろにできないので他の支社に電話を転送できるように設定することにしました。

 

隣の支社に電話を掛けて転送することを伝えました。

 

「いや、なんでだよ。そんなのできないよ。」

 

「お願いします。この音が聞こえませんか、もう無理なんです。」

 

すると、壁にあった額縁が突然落ちてガラスが落ちる音が響き渡りました。

 

「わかった。転送していいから、今すぐそこから、出て近くのコンビニに行くんだ。そこで粗塩買って自分とその部屋にまくんだ。わかったな。」

 

「大体お前、夜勤に女連れてくるとか仕事舐めてるから、幽霊なんか出るんだよ。さっきから女の声が聞こえてるんだ。ただ女と帰りたいだけだろ!!」

 

「えっ、僕一人ですよ。」

 

「今すぐ早くでろ!」

 

知り合いはそれからコンビニに行き自分の身体に粗塩をかけて、新支社に粗塩は巻きませんでした。

 

後日知り合いは新支社移転のお願いを上層部に陳情しました。

 

当然まだ3ヶ月で移転なんて上層部は認めようとしませんでしたが、社員の業務、健康に支障があると言われて半信半疑であの日の通話記録を再生しました。

 

そこには知り合いと隣の支社の人とのやり取りの間中終始女の人の笑い声が入っていました。

 

そこには、「・・・一緒に帰りたいだけだろ。」

 

女の声で「うん一緒に帰ろう」

 

「えっ、僕一人ですよ。」

 

女の声「本当にそう?」

 

「今すぐ早くでろ!」

 

女の声「それがいいわ」

 

と入っていたのです。

 

その日のうちに上層部は新支社を移転することを決定したそうです。

次の話:【実話】超怖い話・怪談(短い)『家の女』

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