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【実話】超怖い話・怪談(短い)『家の女』

2017/08/30

【実話】超怖い話・怪談(短い)

これは俺のおじさんから聞いた話です。

 

今から20年ほど前の話なんですが、おじさんに向かっておじさんの友人であるAが不思議なことがあったと話しました。

 

Aは「どうも最近友人たちがお前女と同棲始めたのかよと言ってくるんだよ。俺それ以前に彼女いないんだぜ。それも一人じゃなくてかなりの数のやつが言ってくるうんんだよ。いやその理由が、うちに電話を掛けると女の人が出るからなんだって、でもうちに女の人なんかいないし、どうしたらいいかな。」

 

Aさんはちょっとふざけた感じでとんでもないことをおじさんに話しました。

 

そこで、おじさんも悪ノリして、「今からAの家に電話を掛けよう。そして、女が出たらちょっと文句言ってやる。」と言って、公衆電話に駆け出しました。

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この時携帯電話はまだ一般的ではなく、家に固定電話を繋いでいる家がほとんどでした。

 

公衆電話に着いたおじさんは、すぐにAさんの家に電話を掛けました。案の定といいますか、数回のコール音の後留守番電話につながりました。

 

おじさんはAを怖がらせるために、その留守番電話に怒る演技を始めました。

 

「あんた誰?そこAの家だよ。そこで何やってるの?だめだよそんなとこは入ったらww」

 

少しの間話していると、Aが慌てて「えええ、何だよ。嘘だよな。おいって」

 

おじさんはAの狼狽えるのをみて楽しくなりしばらく一人芝居を続けていました。

 

その時です、おじさんの耳にガチャリと受話器が取り上げられた音が鳴りました。

 

おじさんが嘘だろと目を見開いた時、女の人の声で「もしもし」と聞こえてきました。それから女性が咽び(むせび)泣く声が聞こえた瞬間、おじさんは怖くなって電話を切りました。

 

それから、おじさんは持ち前の男らしさから、「Aのことが心配だから今日はお前の家まで一緒に帰る」っとAの家まで付いていきました。

 

Aの家は古い木造のアパートですがそんなに汚くはありませんでした。そして、Aの部屋には明かりも何もついていませんでした。

 

Aに鍵を空けさせて、おじさんは部屋の中に入りました。そこには当然誰もいませんでした。

 

しかし、小さな音ですが、女性の鳴き声が聞こえてきます。おじさんは電気もつけずにその鳴き声のする方に行くと、押し入れのドアを勢い良く開けました。

 

「うわぁ」

 

そこには女性の生首が転がっていました。

 

電気をつけて確認して見ると、それはマネキンの頭でした。

 

Aに話を聞くと、どうやらここに引っ越してくる前に住んでいた場所で、ある日酔っ払ってマネキンの首だけ持って帰ってきてから、なぜか捨てられず、マネキンの首をこのアパートまで持ってきてしまったということだった。

 

おじさんはすぐにこれを捨てろ、今度の休みに一緒に捨ててやると言って。そのマネキンを捨てることに成功しました。それ以来、Aさんの家に電話を掛けた人が女性の声を聞くことはなくなったそうです。

 

これが俺がおじさんから聞いた心霊体験です。

次の話:怪談・怖い話(短い)『のぞき穴』

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