最近では自転車ですら億越えの損害賠償を請求される時代です。そんな危険を考慮して任意保険に興味をもった人を最初に苦しめるのは対物保険などの言葉の難解さにあります。保険用語を知らないままで保険会社を選ぼうとしても苦しいだけです。そこで保険選択で戸惑わないようにしっかりと用語を紹介しています。
任意保険とは?
超簡単にいうと、
任意保険とは自賠責保険でカバーできない補償をしてくれる自由契約の保険です。(自賠責保険は法律で決められた強制加入なんです。)
自賠責保険の対象は自分以外の怪我をした人の治療費にしか、使えないのに対して(以下では「対人傷害」といいます)任意保険では、自分の怪我や相手の怪我・物を壊したりした場合にも保険を使えるようになります。もちろん、自賠責保険の限度額を超えてしまった場合にも任意保険の限度額以内なら全て保険で賄うこともできます。
事実上の強制加入!!
任意保険はあくまで自由に契約するかしないかを決めるものです。でも、事故を起こした場合には自賠責保険では8割方お金が足りないのでほとんどの人が任意保険に加入してるんです。つまり、事実上の強制加入ですね。お金がない人ほど保険に入る必要があるのです。もちろんお金がある人も資産を減らさないように必要ですけど。じゃあどんな保険に入るのがいいのでしょうか?それでは、まずは任意保険にはどんな種類があるのかを見ていくことにしましょう!
種類を表で理解
カテゴリー | |
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車両保険 |
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賠償責任保険 |
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傷害保険 |
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表だけ見てもよくわからないので下で説明していきますね^^
3つのカテゴリーがある
車両保険は自分の車の修理費等を補償する保険です。(詳しい内容は種類で紹介します。)
賠償責任保険は日常生活で物や人に対して損害が生じたときの修理費などを保障する保険です。(詳しい内容は種類で紹介します。)
傷害保険は日常生活のケガ全般を補償する保険です。(詳しい内容は種類で紹介します。)
種類は7種類
まず、任意保険にはどんな種類があるかというと、主に下記の7種類があります。
1.車両保険
自分の車が破損した場合を対象とした保険のことです。車についての損害に広く使うことができます。事故だけでなく、落書きをされた場合や盗難にあった場合なども対象になります。相手方が存在しないような車両を壁にぶつけた場合や自然災害によるもの(台風・地震)などにも使えるのが特徴です。
もっとも、自己の車両に限定している点で下記賠償保険よりも適用範囲が限定されています。
2.対人賠償保険
他人にケガをさせてしまったり、死亡させてしまった場合を対象とした保険のことです。もっとも、『他人』は契約者以外の人という意味ではなく事故の相手の人を指しています。つまり、車に友達を乗せているときに事故を起こした場合には友達の治療費などは保険が適用されない危険があります。もちろん、家族なら当然適用されないことになります。
3.対物賠償保険
他人の車や壁、ガードレールなど、物を破損させてしまった場合を対象とする保険のことです。車両に限定しない点で車両保険と異なります。
4.搭乗者傷害保険
運転手を含む、すべての同乗者を対象とした、ケガや死亡した場合に支払われる保険のことです。
5.自損事故保険
他の誰も巻き込まずに、自分だけで起こした単独事故の場合に適用される保険のことです。
6.無保険者傷害保険
相手が対人賠償保険に加入していない場合や、加入していても保険金が少なく、賠償金を支払う能力が無い場合に適用される保険のことです。
7.人身傷害補償保険
ケガをした場合の治療費等を、自身の過失部分も含めて全額負担してもらえる保険のことです。
加入すべきはこれ!!
上記の説明で最低限の保険知識が得られたと思います。ただ、任意保険には様々な種類があって、自分に必要な保険を選んで加入すればよいので、全ての種類に加入しなければいけないという事はないです。
だから、任意保険に加入しているといっても、加入している保険内容はみんな一緒ということは無いんです。基本的に加入しておくべき任意保険は、
「対人賠償保険」、
「対物賠償保険」、
「搭乗者傷害保険」、もしくは「人身傷害保険」
の4つだといわれているので、この4つを基本に組み合わせていくといいと思います。
オススメ無料バイク保険査定サイト2選
ズバットバイク保険比較
バイクの排気量(125cc以下250cc以下250cc超)を選択して現在任意保険に加入しているかだけクリックするだけですぐに比較できるのでおすすめです。
保険の窓口インズウェブ
保険の窓口の名前通り最大5社の査定ができて、最短3分で終わるので興味本位で査定してみてもいいのではないでしょうか。
最後に選び方
自賠責保険はどこの保険会社でも同じ価格だったけど、任意保険では各保険会社でサービス内容も異なり、また同じ保険サービスでも保険会社によって価格が違うから、自分に合う保険を見極めることが大切です。基本的にはいくつかの保険会社で見積を出してもらって、その中から良さそうなところをピックアップしていく感じになると思います。いくつかの保険会社を一括で無料見積してもらえるサイトもあるので、こういったところを利用すると便利だと思います。自分のフトコロ具合と相談して自分にあったものを選ぶのが一番だと思います。保険会社の口車に乗って高くて無駄な保険料を払わないようにこの記事の内容を活用してくださるとうれしいです。
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