大学や高校など学校の授業中や電車での移動中についつい『ウトウト』してしまってそのまま寝てしまったことがある人は大勢いると思います。
起きた瞬間に口元が湿っていたり、よだれが垂れた跡に気付いて『ハッ』と寝てるときによだれを垂らしていたことに気付いて恥ずかしくなることってありますよね。
しかもこのよだれなぜか臭いんですよね。
人によっては夜寝てるときによだれが垂れていて、起きたときに枕がグチョグチョなるって人もいると思います。
もしかするとそれって、何か病気などのサインかもしれません。そこで、今回はその原因や対策について調べてみました。
どうして、寝てる時に臭いよだれが出るの?その原因とは?
大人だけでなく赤ちゃんも寝てるときによだれを垂らしていることって多いですよね。では、その原因は一体何なんでしょうか?
①寝てるときに口をあけているから(口呼吸している)
この場合には、どうしても(長時間口を空けていると)口の中が乾燥してしまいます。
そうすると身体は口の中の乾燥を防ぐために、たくさんの唾液を出しだします。
そうして、そのたくさんの唾液が口の中で溜まり、ついには口の外の溢れだしよだれとして垂れだします。
これが寝ている時によだれが出る一番の原因になります。
②椅子に座っているから(下向き)
椅子に座っている時は、下を向いて寝ることが多くなります。
そうすると、唾液が少しづつ下の方に移動しやすい状態になるので、そこから唾液が口の外に流れていきます。
このとき寝ていると筋肉が弛緩(ゆるく)しているので、口元からこぼれ易くなっているからです。
③椅子に座っているから(上向き)
電車などでは、椅子に座って、上を向いて寝ている人がいます。
この場合には、顎が開きやすくなっているので口が開きやすくなっています。
気道確保の状態で口呼吸しやすい状態になっているので、唾液が多く分泌され、よだれが垂れやすい状態になっているのです。
④鼻が詰まっている(鼻炎や蓄膿症、花粉症などのアレルギー)
鼻が鼻炎や蓄膿症で詰まっている場合には、必然的に鼻呼吸できないので、口呼吸するしかないので、寝てるときによだれがでやすくなっているのです。
⑤赤ちゃんの場合や大人なら筋肉が(未発達)衰えている
口の周りの筋肉が(未発達)衰えていると寝てるときなどに口が開きやすくなってしまいます。
寝てるときによだれをよく垂らす人は睡眠時無呼吸症候群かも
口呼吸をしている人の中には疲れがなかなかとれない。
熟睡できていない気がするという人は、もしかしたら、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
頭が働かなくなったり、仕事中や授業中に眠たくなったことはありませんか?
動画を見て少しチェックしてみた方がいいかもしれませんよ。
寝てるとき出るよだれ対策法(改善法)
簡単に言えば、口を閉じていれば良いわけです。
でも、そんなことができていれば既にもうやっていることだと思います。
そこで、以下では簡単な対策改善方法を紹介します。
①意識的に鼻呼吸するようにする
日頃から意識的に鼻呼吸することを心がけることで、寝てるときにも無意識で鼻呼吸できるようになります。
このときに鼻の通りをよくする市販のテープなどの器具を利用してみるのも効果的です。
②耳鼻科や内科に行ってみる
管理人は風邪をひいたり、花粉症がキツクなったときには鼻で呼吸ができなくなってしまうので鼻の通りを良くする薬や鼻水が溜まらないようにする薬を処方してもらいに行きます。
鼻噴霧用の薬は驚く位鼻の呼吸を楽にしてくれます。アレルギーじゃない人でも大丈夫です。
③ご飯をよく噛んで食べる。
顎と口の筋力が未発達の場合や衰えている人は、ただご飯を食べるときに意識的によく噛むようにしてみて下さい。
こうすることで筋力が鍛えられるので口が開くのを防止することができます。
また、ご飯を噛む回数を増やすことは血行が良くなり脳が活性化されストレスが解消されます。さらに、唾液がたくさん出るので虫歯予防にもなります。
④授業中や移動中には寝ない
こんなこと言われても大変だと思いますができるだけ、授業中や移動中には寝ないようにするようにしてください。
もしかしたら、ご飯を噛む回数を増やして、口元の筋肉を鍛えて、なるべく口が開かないようにすることをおすすめします。
最後に
寝てるときよだれがでるのは恥ずかしいし、汚いので、みなさんも鼻呼吸できるように頑張って対策していきましょう。一人で頑張るのはやめてつらかったら病院に行って相談することをためらわないでくださいね。
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