牛肉のA5ランクは値段が高いけど本当においしいのか?

雑学

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スーパーやテレビなどで「A5ランク黒毛和牛」って良く聞きますよね?あれって値段がかなり高めですけど本当においしいんでしょうか?

また、A4ランクやB5ってやつもあり、いったいどっちがいいやつなのってなったことないですか?

やっぱりA4のほうがいいやつなのかなって思いがちだと思います。

だってA評価の4番目だからBよりはいいみたいに!!でもそれって違うんですよ。

そんな疑問から今回は牛肉のランクについて調べてみました。

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本当においしいのか?

結論からいえば、おいしいかどうかはわからないです。なぜなら、牛肉のA5ランク(以下では「格付け」といいます。)はおいしさを表したものではない!!んですよ><驚きの事実ですよね。私は完全においしさを表してくれているものとばかり思ってました。

《補足》それでもやはり格付けが高いものはしっかり品質管理されているので結局は値段に見合って超おいしんですけどね^^味については数値化の難しいアミノ酸含有率に左右されているので見た目から判断する格付けではわからないのです。今思えば人に堂々と説明していた自分が恥ずかしくて消えてしまいたいです。では、この格付けはいったいどういったものなんでしょうか?

格付けの意味ってなんなんだろう?

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(社)日本食肉格付協会HPによると、「国産牛」に対して決めている取引規格のことで、

  • A~Cは歩留等級
  • 5~1が肉質等級

の組み合わせのことらしいです。

 

例として「A5」「A3」「B5」「B4」「C2」「C4」とかの組み合わせで使われます。ちなみに「歩留」とは「ぶどまり」と読むんですよ。

はっ??????いや、わかんないから専門家じゃないからってついつい突っ込んじゃいました。

??はい、意味がわからなくなってきたので超簡単に説明しますね。

 

説明の前にこの格付は、輸入牛肉は対象外なんですよね。ですからどんなにおいしくても輸入牛肉には格付けはされないんです。外国産和牛も格付けなしなんですね^^

⇒国産和牛と外国産和牛の違いについてはこちらをどうぞお待たせしました。それでは説明に行きますねw

歩留(ぶどまり)等級ってなんですか?

超簡単にいうと、歩留等級とは牛の身体から皮や内臓をとったときにどれくらいお肉がとれるかを表したものですアルファベットA~Cで表されAが「標準より良い」、Bが「標準」、Cが「標準より劣る」になります。

ちなみに、牛の皮や内臓をとり市場に出される肉を枝肉(えだにく)といって、いろんな計算をして算出しています。

表にすると以下のようになります。

等級 歩留
 A  標準より良い
 B  標準
 C  標準より劣る

肉質等級ってなんなのさ?

超簡単にいうと肉の品質の良さを表したものです。数字の1~5で表され、「サシの入り具合(霜降りの度合い)」をベースに、「肉の色つや」、「肉の締まり具合・きめの細かさ」、「脂肪の色つや・質」を加味して評価する。1等級が一番評価が高く、5等級が一番低い、霜降りが多いほど評価が高くなります。

 

ちなみに肉質等級は1~12に分類されこあくまで見た目で判断する。

 

5がNo.8~No.12、4がNo.5~No.7、3がNo.3~No.4、2がNo.2、1がNo.1となっています。

 

表で簡単に説明しますね。(表はあくまでも目安です)実際は細かい基準があります。

等級  評価(4つの総合)
 全ての評価が最高
全ての評価が最高に少し足りない
全ての評価が標準的
全ての評価が少し標準に足りない
サシがなく全てが足りない

まとめ

つまり、A 5(えいご)ランクと呼ばれる牛肉はは歩留が良く、肉質がNo.8~No.12に格付けされたものを言います。そして、あくまで見た目から評価したものです。うま味を表すアミノ酸含有率などは考慮されていないので、A5=美味しいとならない場合もあります。私の友人なんかはA5の肉は脂っこくって苦手という人がいます。やっぱりA5=おいしいというわけではないんだと思います。けれどもその差は大トロが好きな人もいれば赤身が好きな人もいるのと同じだと私は思います。いい機会ですから食べ比べてみてはどうですか?

⇒国産牛と和牛の違いはコチラ


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